美顔器の取り扱いで気を付けるべきこと/スチーマー編
乾燥肌を潤わせたくて、ふんぱつして手に入れた憧れの美顔器スチーマーです。
早く結果を出したい思いが先行し、つい毎日使ってしまうことってありますよね。
でも、その行為。潤いとは逆の結果を招いてしまう危険性があるって知っていましたか?
スチーマーを含め美顔器の使用頻度は「3日に1回程度」が基本。その1回も長時間使用しないよう注意しながら、使用することが大切なんです。
このように美顔器には取り扱いで気を付けるべきポイントがいくつかあります。
今回は、美顔器の中でもスチーマーにおいて気を付けるべき大きなポイントを3点ご紹介します。
<ポイント1>スチーマーの長時間使用は逆効果
スチーマーは、ナノ化された水蒸気の粒子を肌の奥まで浸透さる役目を持った美顔器です。
ということは長時間使用すればどんどん潤っていくように感じますが、実は角質層の水分・油分を奪う結果になり、肌が逆に乾燥しやすくなるようです。
「3日に1回程度」の使用頻度だけでなく、1回の使用時間を10分程度にとどめて使用しましょう。
<ポイント2>スチーマーの炎症肌への使用は悪影響
スチーマーから発せられる水蒸気は熱を持っています。
顔が何かの影響で赤らんでいたり、炎症が起きていたりといった肌に不安がある場合は、使用をひかえましょう。
それほど不安にならない場合でも、短時間の使用にしたり、スチーマーとの距離をいつもより開けて使うなど、肌に負担がない使い方をしてください。敏感肌の方も同様です。
<ポイント3>スチーマーの使用後は基礎化粧品で保湿
スチーマーを使うことにより、ナノ化された温かい水蒸気が肌の奥にとどけられ、その過程で毛穴が開いていきます。そのためスチーマーを使った後の肌は、ふっくら潤った状態になります。
ただ、この状態のままですと、毛穴が開きっぱなしなので、時間を追うごとに肌に浸透した水分が蒸発し、逆に乾燥をまねきます。
スチーマーの水分は、保湿成分のない水道水や精製水なので、潤っても保湿にならないのです。
スチーマー使用後は、顔の水分をやさしくふき取り、顔に乳液や化粧水といった基礎化粧品をたっぷりつけて保湿することを忘れないようにしましょう。
いかがでしたか?
美顔器の中でもスチーマーにおいて気を付けるべき大きなポイントを3点ご紹介しました。
そもそも美顔器は外部から機器を使って肌を強制的に矯正するようなものなので、本来、肌に負担がかかるものです。
ですから、やみくもに使うと肌を痛めてしまうものであることは意識しておきましょう。その上で、「3日に1回程度」の使用頻度だけでなく、スチーマー特有の注意すべきポイントをおさえて使用しましょう。
肌ケアは長い間にわたって行っていくものなので、結果のみを求めて焦るのではなく、お肌の安全も考慮して、きれいな肌を手に入れていってくださいね!
【美容家電ラボ】