美容家がやっているホームエステにおける美顔器・美容器を選ぶポイントとは
エステサロンに通いプロのエステティシャンの技でなければ得られなかった美容効果が、高機能な美顔器、美容器の登場により、自宅にいながらの「ホームエステ」でも得られるようになってきました。
ただ、ホームエステの普及にともなって高機能になっていく美顔器、美容器には、手軽に手に取ってもらうために価格がおさえられ、機能が特化していく傾向があります。
ホームエステでも高い美容効果を得たいなら、エステで行われている主な4つのマッサージを理解し、適切な機器を選ぶ必要があります。
そこで今回は、ホームエステにおいて適切な美顔器、美容器を選ぶポイントを、エステサロンで行われているマッサージを理解しながらご紹介します。
ニーディング
こった筋肉をパン生地をこねるようにほぐすテクニックを「ニーディング」と呼びます。
「パンコネ」とも呼ばれるこのテクニックは、痩身で必ず行われるもので、次のやり方で行います。
①筋肉を手のひらでつかむ。つかめないところは指先でもOK。
②筋肉を左右互い違いにひねる。ここでパン生地をこねるような動作をイメージします。
③5~10回の繰り返しを1セットに、少しずらしながら①②を繰り返す。
ホームエステでは、お腹や太ももに代表される脂肪の厚い部分だけでなく全身に取り入れてみてください。
美顔器、美容器を選ぶ際は、複雑な曲線でも深くつまみ流せるように設計された美容器を選びましょう。
エルフラージュ
流れが悪くなった血流やリンパの流れを、肌をなでることで良くするテクニックを「エルフラージュ」と呼びます。
「軽擦法」とも呼ばれるこのテクニックは、新陳代謝の促進やむくみ解消が期待できるもので、次のやり方で行います。
①肌に手のひらを密着させる。
②心臓に向かって関節から関節へこする。
ホームエステでは、首筋、二の腕、太ももに対して取り入れてみてください。
美顔器、美容器を選ぶ際は、広範囲を均一に押し流せる美容器を選びましょう。
ドレナージュ
リンパの流れを良くし、老廃物を排出するためのテクニックを「ドレナージュ」と呼びます。「排出」を意味するこのテクニックは、むくみ解消が期待できるもので、次のやり方で行います。
①肌に手を密着させる。
②左手はそのままで、右手で圧をかける。
③右手を外側に向かって円を描くように動かし、徐々に圧を抜いていきます。その間、左手で圧をかける。
④左手を外側に向かって円を描くように動かし、徐々に圧を抜いていきます。その間、右手で圧をかける。
⑤③と④を繰り返しながらこすり上げて行く。
ホームエステでは、目元、口元を中心に取り入れてみてください。
美顔器、美容器を選ぶ際は、肌の曲線に合わせて軽く押し流せるように作られている美顔器を選びましょう。
タッピング
細かく指を動かしてリズミカルに刺激することで肌のキメを整えるテクニックを「タッピング」と呼びます。
このテクニックは、肌の引き締めが期待できるもので、一番簡単な方法としては次のやり方で行います。
①両手をお椀の形をイメージして形づくる。
②引き締めたい部位を左右交互にたたく。
このように手順は簡単ですが、力加減やたたくスピードに加え、顔の筋肉に対して垂直にタッピングすることが重要となり、作業は意外に難しいです。
そこで美顔器の登場!しっかりと皮膚を揺らし、タッピング特有の刺激を再現できる美顔器を選びましょう。
いかがでしたか?
ホームエステにおいて適切な美顔器、美容器を選ぶポイントを、エステサロンで行われているマッサージを理解しながら紹介しました。
最近では、エステシャンの手技の特徴を考えて作られた機器もみかけるようになりましたので、ますますホームエステでの自分磨きの幅が広がりますね。
さっそく自分に合った美容家電を探しに行きましょう!
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