美容クリニックでよく聞く、フォトフェイシャルとは?
美容クリニックでおなじみの光治療であるフォトフェイシャル。
シミ、くすみ、毛穴、たるみなどの治療に効果的と言われており美容クリニックでも人気の高い治療にあげられています。
光の力で美肌をもたらせてくれますが、一回あたりの料金も高いのでどれくらいの効果があるのか、また、ダウンタイムや副作用などフォトフェイシャルのメリット・デメリットに興味をお持ちのかたも多いとおもいます。
今回は、美容クリニックのフォトフェイシャルはどのようなものかご紹介します。
フォトフェイシャルとは
フォトフェイシャルとは、IPLという光を肌に射出することでシミ・ソバカスの原因であるメラニン色素にダメージを与えて肌トラブルを解決したり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの真皮の成分を作りだす細胞を活性化したりと肌の内側から美肌づくりに効果的な施術になります。
フォトフェイシャルで使われている光はどんな光!?
フォトフェイシャルの施術は、IPL(インテルス・パルス・ライト)と言われる有害な紫外線をカットして幅広い波長をもつ光です。
肌トラブルの原因のメラニン色素や毛細血管に働きかけて光が熱に変化してメラニンを破壊し、シミが薄くなっていきます。また、その他の細胞を傷つけることがないため素肌を傷つける心配はほとんどありません。
その他にもIPL(インテルス・パルス・ライト)は、500nmから1200nmの光を広範囲に照射することができるので、しみ・そばかすの治療だけではなく肌全体をキレイにしてくれます。
しみに効果的なレーザーはフォトフェイシャルと違うの?
レーザーも特殊な光を照射する治療法ですがフォトフェイシャルの光とは波長が違います。
レーザーは、単一の波長を照射するのに対して、フォトフェイシャルは広域波長を照射します。
レーザーの治療は高エネルギーの照射なのでしみの部分にかさぶたが出来るので、専用のバンソウコウを張る必要があります。また、痛みも強いので麻酔が必要になります。
その他にも、一時期的にシミが濃くなってしまうなどのダインタイムがありますが、フォトフェイシャルと比べると劇的な改善が期待できるのが特徴です。
一方、フォトフェイシャルはかさぶたが出来ても洗顔のときにポロポロとはがれていく程度です。
シミを薄くする効果がありますが、レーザーほどではありません。しかし、赤ら顔の改善や肌のハリ、毛穴の縮小まで期待できるのが特徴です。
シミやそばかすは一度で消えることはなく、数回の施術が必要になりますが、麻酔が必要なほどの痛みはありません。施術後からすぐ洗顔やメイクが可能なので、ダウンタイムほとんどありません。
施術をうけたことが他人にわからないのも人気が高い理由です。他にも、「肌にハリや透明感が出てくる」、「ニキビができにくくなる」といった効果もあるので、幅広い年齢層に支持されています。
美容クリニックで施術されるフォトフェイシャルは、一度で劇的にしみやそばかすを消すことはできませんが、真皮までIPL(インテルス・パルス・ライト)が広範囲に照射できことで、ハリが出てうるおいの高い肌がつくられます。
アンチエイジング効果も期待できますね。一回の施術では劇的な変化は望めませんが、医師の診断のもと肌トラブルが改善できる回数や専門的な指導を受けることができるので、気になる方は一度、クリニックを受診してみるといいですよ!
【美容ライター/上岡三恵】