とにかく鍛えるだけではダメ?表情筋の正しい鍛え方!
いつまでも美しい素顔でいるために重要とされているもの。それが、表情筋のケアです。私たちの顔には60種類を超える表情筋があると言われており、それらをしっかりと日々利用できていることが、若い顔つきに見られるための秘訣だといいます。
さて、そんな私たちの美に関連してくる表情筋。日々トレーニングしているのにも関わらず、あまり効果が出ない、とお悩みの方もいるかもしれません。
ここでは、表情筋をキレイに美しくケアするための正しいトレーニング方法をお伝えします。
表情筋のトーレニングの評価は難しい
医学的な見地で表情筋トレーニングを考えると、なかなかそれがいい、と断言できるものが少ないのが現状とされています。
もちろん、口周りのシワなどでは、研究の結果ある程度効果がある、ということが証明されたものもあります。しかし、表情筋のトレーニングといっても、頭部にはじまり、眼の周囲さらに、鼻部、口周りなど、さまざまな部位に点在しています。
それを、バランスよく鍛えるとなると、かなり熟練の知識が必要となってきてしまいます。多くの人は、表情筋を鍛えるというと、力任せに皮膚を引っ張ったりする傾向があります。二の腕や胸筋を鍛えよう、となると、できるだけ負荷をかけて日々驚くような回数の腕足せ伏せする方もいますが、あれは表情筋にも言えるでしょう。
私たちは、“鍛える”と耳にすると、やればやるほどに効果があると勘違いしてしまい、結果逆効果を招くこともあるのです。
効果があると言われているトレーニング
さまざまな表情筋のトレーニングが叫ばれている中、注目されているのが口周りを鍛えるトレニーング法です。
ある程度、自分の力で効果が期待できる方法ですので試してみましょう。まず両手の親指の腹部分を閉じている唇の中心部に添えます。そのまま、ゆっくりと歯茎部分に向かい押しつけていってください。
この時、あまりに痛くすると口内が傷ついてしまうので注意が必要です。そして、この動作を使っておよそ6秒間静止させましょう。1日の目安は約5回で、それ以上は無理をしないことがポイントです。
さらに、1週間ずつ回数を増加させていき、最終的に7週間程度続けてみましょう。ある程度、若返りの効果が期待できると言われています。
数秒を数回、ということですので、入浴中にもできて便利なトーレニングです。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
笑顔を重視したトレーニング
日本人は、欧米人と比較してあまり表情筋を鍛えられていない、と言われています。さまざまな要因があるでしょうが、やはり1日に笑顔になる回数が少ない、ということも考えられます。表情筋を鍛えるトーレニングで重要と言われているのが、笑顔です。
スマイルトレーニングとも言われていますが、日常的に笑顔になることを意識しながら生活することが大切です。しかし、環境的に笑顔を続けることが難しい方もいるでしょう。
そういった方は、「いえあおう」の口のカタチをできるだけ、はっきりと発音するトレーニングを自宅でしてみましょう。難しいことではありませんが、しっかりとこの発現の口のカタチになっていることを確認します。
そして、人差し指の腹部分を唇のサイド部分に当て、斜め上にゆっくりとひっぱりましょう。
これを15秒から30秒程度維持し、15秒間の休憩。これを数回繰り返します。できるだけ、口角を同じレベルで持ち上げる訓練をすることで、左右対称の口元へと戻っていくことが期待されています。
美顔器も使ってケアもアリ!
表情筋のトレーニングとひと言で言っても、なかなかその方法が分からない、という方もいるでしょう。
そして、結果的に面倒くさい…という方も。そんな方は、ヤーマン製のマスク型美顔器「メディリフト」など、表情筋にアプローチする器具の利用もおすすめです。ぜひ、さまざまなアプローチで若々しい表情をつくりましょう。